青山繊維加工でお世話になって三年目に突入した山﨑です。久々にスタッフでのブログを再開する事になりトップバッターに任命されました。
今回は夏に高山市荘川町に家族で訪れた時のお話をします。地元のインターから東海北陸自動車道を北上する際にいくつものトンネルを通過します。ドライブ中に長女が840mのトンネルを息を止めて通過できると豪語したと同時に車内でバトルが始まりました。結果は長女と次男の勝利、900m超の記録更新となりました。トンネルを抜けると深い谷と青々とした山々、夏の空が広がりさわやかな景色が続きます。この日はお盆ということもあり多少混雑していたのですが二時間ほどのドライブで荘川町へ到着しました。
荘川沿いの158号を10分程進むとこの日の目的地『荘川そばの里 心打亭』に到着しました。車を降りると一番に目に飛びこんでくるのは大きな水車です。車を降りると一番に目に飛びこんでくるのは大きな水車です。


水車の奥には橋があり下には荘川が流れています。川の流れと水車の回る音、耳から涼しさを感じる事が出来ます。


ひと通り景色を満喫してついに本題の荘川そばを食べに店内へ。三度目の来店ですが今回はざるそばに飛騨牛の牛丼がセットになったざるミニ牛丼定食を初めて頂きます。手打ちのそばはほんのり甘くそのまま食べても味わいがあります。丁寧に盛られた薬味で味の変化を楽しみます。お楽しみの牛丼は辛めのしっかりした味付けで飛騨牛のパンチに負けていません。荘川そばと牛丼、窓から見えるのどかな景色を満喫してお店を後にしました。

心打亭から数分北上した場所にはなんとジュラ紀の化石を直接観れる広場があります。当時のシジミやカキ、植物の化石が残っておりこの辺りが海水と淡水が入り混じった河口であったと言うのが驚きです。皆さんにもぜひお見せしたいと思い訪れたのですが百聞は一見に如かず、興味がある方はご自分の目で見に行ってみて下さい。


化石の広場の奥には鉄柱とワイヤーで作られたつり橋があります。水面まで距離があり少し進むだけで足がすくみます。頑丈に作られているのですが大人が走るとつり橋が揺れて別の意味での涼しさを感じる事が出来ました。先程の心打亭の側の荘川は川釣りを楽しめる様な水深ですがこちらは川底が見えない程です。川遊びを楽しめる所もあるようで少し車を走らせるだけで色々な荘川の表情が伺えます。


荘川の自然を満喫し地元に戻る前に道の駅『桜の郷 荘川』に立ち寄りました。こちらでは日帰り入浴を楽しめる天然温泉や地元の味を堪能できる食事処、地元野菜の直売所などが楽しめます。
今回訪れた場所以外にも荘川町には158号・156号沿いに見所が沢山あります。旧荘川村にあった合掌造りの家屋を移築、展示している荘川の里。春には樹齢500年と言われる荘川桜。夏には一万本のササユリの群生。秋には収穫したての荘川そば。冬にはスキー場が開かれ四季折々の楽しみ方が出来るようです。
特におすすめしたいのが9月末に収穫された新そばが10月1日から荘川町の四つの飲食店で楽しめる事です。過ごしやすい気候と秋の景色が楽しめるこれからのお出かけに荘川町を訪れてみてはいかがでしょうか。